令和2年夏に作付けした482.3aに作付けしたそばが、大豊作となり3,600㎏の収穫がありました。
本来そばは10aの単収多くても30㎏ぐらいですが、2年産は約倍の75㎏ありました。

志方東営農組合は、乾麺「志方の城山そば」や「そば粉」で販売しており、この収穫量を乾麺に加工しますととんでもない数量が出来あがり、販売不可能ではと心配していました。

そんな時に、代表が「そば米」に加工できるとの話があり、どのような味かも判らないのでインターネットで購入して、普通のコメの炊飯に約1割そば米を入れて炊き、役員が試食してみました。
そば米の効能や評判を調査して、当組合も「そば米」を加工して販売することにしました。

当初、消費者の方はどんな物かと思われたと思いますが、知っておられた消費者がたくさんおられたようで順調に販売が進んでいます。役員の方の中には、「健康食品と思って毎日食べていると便通がよくなった。」と話をしておられました。収穫物が多すぎ、廃棄するようでは何にもなりません。このように情報を集めて加工品として販売することが大事であり、志方東営農組合の経営にも貢献してもらえそうです。

一度お試しに購入されて味わってください。