名 称
農事組合法人 志方東営農組合
TEL/FAX
TEL 079-452-6780 FAX 079-452-6805
設 立
平成21年3月24日
資本金
910万円
組合員数
609名
組合員面積
294.1ha
支 店
14店
理 事
12名
監 事
2名
表彰受賞
平成26年3月 兵庫県知事賞 集落営農部門
平成26年11月 平成26年度全国優良経営体表彰
農林水産省経営局長賞の受賞
平成27年5月 耕作放棄地発生防止・解消活動
(全国農業新聞主催)
平成28年3月 平成27年環境保全型農業推進コンクール 優賞
(農林水産省主催)
志方東営農組合は、平成21年3月に組合員の農業生産についての協業を図ることによりその生産性を向上させ、組合員の共同の利益を増進させることを目的として設立されました。
当志方東営農組合は、兵庫県加古川市の北西部に位置し、北には兵庫県加西市・西には姫路城に名高い兵庫県姫路市に隣接した周囲を山に囲まれた東西4km南北6kmの農村地帯です。
■組織機構図
理事: 14名
(内、代表理事 1・副代表2・部会担当理事3・ブロック担当理事4)
監事: 2名
(内、代表監事 1)
■組織・部会の主な役割
【理事会】・組織運営全般の方針決定
・各部会よりの議案審議・決定
【農機部】・農機具更新計画作成
・本店農機具の管理
【作物部】・作付計画
・新しい作物への対応協議
・栽培に関する勉強会の開催
・先進地への研修会実施
【総務部】・組合の総務全般
・組合だよりの発行
・広報課活動
組合員の農業生産についての協業を図ることによりその生産性を向上させ、組合員の共同の利益を増進させることを目的として設立されました。当組合の大きな目的は農業者の高齢化により担い手不足の解消、放棄田や遊休農地の発生の防止、経営の効率化を図り、当地区農業の維持発展を掲げて農業経営を行っております。
第16回通常総会が開催されました
令和7年3月30日午前10時より、農事組合法人志方東営農組合の第16回通常総会が加古川市立しろやま農業研修センターで開催されました。
令和6年1月〜12月までの志方東営農組合の活動報告及び決算等の報告を組合員の皆様に承認頂くべし、3月30日に出席者57名・書面決議書提出者466名合わせて523名の出席をいただき総会を実施しました。
司会者は、中才支店の後藤強様を選任し、組合員総数 612名の過半数を超え、総会の開催宣言から始まりました。続いて、志方東営農組合の代表理事丸山良作の挨拶
第1号議案:令和6年の事業報告について
第2号議案:剰余金処分案について
第3号議案:役員の選出について
第4号議案:令和7年事業計画について
第5号議案:令和7年役員の報酬について
第6号議案:付帯決議について
(別枠にて議案ごとに賛成・反対数記載)
上記議案ごとに、議長より質問の有無の確認・質問の回答・挙手・拍手により議案ごとの承認を得て進行を行いました。
第1号議案についての質問
令和6年の決算報告を確認すると、法人税の金額が「均等割り」82,000円の負担であるが、令和7年の予算計画には、当期利益 10,000,000円計上されているが、法人税については、どのように考えているか?
丸山代表回答
令和6年の決算において、経常利益は、23,442,985円の利益が計上されているが、国の制度、「農業経営基盤強化準備金」の積み立てに、15,000,000円積み立て、令和6年に購入した機械を 12,660,000円この準備金から支払いしている。
決算上で、これらの金額を繰り戻し・機械購入圧縮処理を行い、最終的には税法上マイナス利益となったため、「均等割り」のみ負担となりました。令和7年についても、このような国の制度を使い経常利益の額を考慮しながら、法人税の納付を考えていきます。
議案毎の賛否報告表
賛 成
反 対
合 計
第1号議案
523
0
523
第2号議案
523
0
523
第3号議案
523
0
523
第4号議案
523
0
523
第5号議案
521
2
523
第6号議案
523
0
523
上記の表は、賛否の数を表示したものです。
今回の決定をもとに、さらに良い方向へ進めるよう、役員・関係者一同努力してまいります。
第3号議案役員の選出について令和7年総会時は、役員の改選が有し、14人の理事と、2名の監事がおられますが、この総会で、大澤南支店・広尾西支店・野尻支店の3支店の理事が新しく変わられ、就任されることになりました。(支店紹介で新しく就任された理事を紹介しています。)
第4号議案令和7年事業計画の組織・機構のところで、総会終了時より「副代表」2人制を実施し、各副代表に総務担当・会計担当を兼務していただくよう説明をお行いました。(組織・機構一覧表を提示しております。また副代表に就任された理事についても記載しております。)
繍直第16回通常総会会場の準備を始める。
受付の準備も完了し、組合員の出席を待つばかり。
会開に当たり丸山代表の挨拶。
以降議事進行へと進みます。
藤原正樹 理事(行常支店)
理事2期目ですが、本年より副代表を務めることとなりました藤原です。
副代表2名で、総務と会計を担当することになりましたが、私は総務を担当します。とりあえずは、色々積んで場慣れしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
志方東営農組合は14支店独立採算制ですが、毎月の理事会で各支店の情報と問題点を共有し向上に努めていきます。近年収益の方も順調ですので持続可能な農業を目指して頑張りたいと思います。
黒田豊 理事(東飯坂支店)
本年より副代表として、会計担当をすることになり、微力ではありますが貢献したいと思います。実は以前にも会計担当させていただいた時期がありますが、体調を崩し、会計という職を辞さなければという苦い経験があります。
今回、代表より、強い要望が有引き受けた次第です。副代表2人で、代表をサポートし、志方東営農組合をより強固な組織に成長させて行かなければと思っています。
令和7年に寄せて
昨夏の小売り段階での品薄以降、米をめぐる情勢は異例ずくめでした。JAをはじめ集荷業者に米が集まらないことが、価格高騰の原因だそうですが、我々生産者にとっては理解に苦しむ状況がいまだに続いています。政府が備蓄米を放出していますが、これにより少しは、価格も落ち着くと思われますが、心配するのは、25年産米の価格がどうなるかということです。
異常なまでの米価高騰のあおりで消費者の米離れが進み、結果としてコメ余り状態になり、米価が暴落するのではないかと不安がよぎります。このような状況下でありますが、当営農組合は、令和6年も組合員皆様のご協力により前年並みの利益を上げる事が出来ました。これもひとえに皆様のご協力の賜物と感謝を申し上げます。しかし利益が上がっても作業従事者個人の所得が上がったわけでもなく、時給のみで従事していただいた結果、少ない人件費と国からの補助金で利益が出たにすぎません。一人でも常時雇用すれば、たちまち赤字経営となります。皆様の半ボランティア精神があるからこそ、現在の営農組合の経営が成り立っています。
今年、代表として3期目を迎えることになり、責任の重大さを日々痛感しておりますが、今後の運営方針を考える中で一番思うことは、支店間の格差が顕著に表れていることです。今まで本店として支店運営にあまり関りを持っていませんでしたが、この組合を存続するためにも解決すべき問題だと思います。本店として何ができるか今後の理事会での懸案事項として取り上げていき、格差の解消につなげていきたいと思っています。
今後とも営農組合運営にご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
志方東営農組合
代表理事 丸山 良作