令和4年10月に「菜種」の栽培を、大阪府柏原市の岡村製油株式会社より打診があり、試験的に広尾東支店の 10a の圃場で播種を行い、令和5年の6月4日に菜種のサヤがはじけだして急遽、収穫を行いました。

10a 36㎏の収穫がありました。試験的栽培のため、播種後の発芽状況が悪く収穫量が少ないですが、発芽がよければある程度の単収が見込めるのではないかとの報告がありました。

令和6年産の作付けについては、岡村製油株式会社との、「播種前出荷契約書」を交わしておけば、国の交付金「水田自活用直接支払い交付金」の対象となる。

景観もよく春のイベントとしても活用できるのではないか？
業者の方からは、収穫数量が少なくても、全量引き取りの契約なので、６年の作付け計画を考慮してもよいのでは。それらを踏まえ、6年の作付け計画には、畑支店・広尾東支店の2支店で合計149.5a の作付けを行いました。菜種の播種は、志方東営農組合が作付けを行っている小麦と同じような時期になります。小麦の播種が終り、同時に菜種の播種を行います。

寒い冬の間の成長はあまり感じる事が出来ませんが、春になり、暖かく気持ちがウキウキするころになりますと、一面菜の花の満開を迎えます。

圃場一面に咲いた菜種

6年4月6日・7日 に菜の花祭りのイベントを行い、姫路の方からも菜の花を見に来られていました。

4月～6月まで実の熟成時期となり、適期の収穫時期まで待ちます。

菜種の作付け支店が多くなり、春 菜の花が一面に咲いている美しい景色が志方東営農組合管内で見る事が出来たらと思います。

また、近隣管内のスーパーに「加古川市志方町産 菜種油」の商品が並び販売できるように日々努力を続けていきたいと思います。