地元の子供たちに志方東営農組合がどのような仕事をしているのか?地元ではどんな作物が収穫できるのかを知っていただく目的を持って食育教育一環として「ピザづくり体験」を志方東小学校の生徒さんから10組募集しました。
ピザ窯は、加古川市地方創生事業「放棄田等利用活用モデル事業」の予算で購入し、作る場所を選ばない持ち運び可能な窯を購入しています。
耐火レンガを積み重ねて窯を組み立て、下の方で火を焚き熱が上の窯にながれます。
平成29年2月25日当日10 時に大沢公会堂にお母さんと一緒に集合です。
寒い中、興味深々で集まってきてくれました。
当日の予定を聞きます。さあ!今からピザ作りです。
中に入ると、ピザの生地を製造している会社の方から、ピザ作りについて説明を受けました。
ピザの生地を作る小麦粉は、志方東営農組合が作付している「ゆめちから」と言う小麦粉を神戸にある増田製粉所が製粉して「北野坂」として商品を販売しています。多くはピザ専門店に「北野坂」を卸しているようです。
「北野坂」小麦粉・水・油・塩ドライイーストを入れて、全部混ぜ合わせ、耳たぶ位の柔らかさにします。そして手の付け根の固いところで粉を生地状態に丸めていきます。
生地が出来上がると一時間発酵させます。
一時間たちますと発酵した生地をめん棒で伸ばし、丸くして縁を少し盛り上げます。
生地が出来ると、野菜のトッピングです。今日の野菜は、地元の肉屋さんのベーコン・ホウレンソウ・とうもろこし・ブロッコリー・ミニトマト・チーズ・きのこです。
生地の上にピザソース(水煮のトマトを炊いて、少量のトマトケヤップを入れています。)を塗り、後は好きな野菜をのせます。
トッピングが終わるとピザパンにのせて窯の所へ持って行きました。
窯はピザが2枚か3枚しか入りません。順番待ちが出来ました。
焼き上がったピザを一人1枚食べました。
「こんなに美味しいピザははじめてや!!」と大喜びです。お母さんたちも感激です。
最後に㈱増田製粉所より「北野坂」1kgをお土産に頂きました。子供たちや父兄の方たち・学校関係者・加古川市役所の関係者の方たちと一緒に焼いたピザ焼き体験は大成功に終わりました。校長先生からは、またこのピザ焼き体験をしてくださいとお願いもありました。またお会いしましょう。