志方東営農組合では、「志方健やか米」を作付するほ場に25年11月中旬に緑肥(ヘアリーベッチ(寒太郎・藤えもん)の播種を行い、生育調査を行いながら、「志方健やか米」の田植え時期を判断しています。
このヘアリーベッチは、お天気がよく暖かくなりますと、紫の花が一面に咲きます。その花の蜜を蜂の巣箱を設置して「はちみつ」を作りました。
ほ場に作付し、成長した緑肥
鮮やかな紫の花が咲き誇ります。
今年の春は、順調に暖かくなり、3 月ごろから、紫の花が咲き始めて、ミツバチが活発に動き始め、一生懸命に巣箱に蜜を運んでいました。
ほ場のあぜ道に設置した巣箱
みつばちの出入り口
イベント報告
26年5月31日(土) 晴天
近畿地方の梅雨入りはまだしていません。少し暑い陽気の中、志方東営農組合の第2回はちみつ採取イベントを行いました。
JA兵庫南しかた支店全面的なご協力の中、参加申し込みのありました19名と、蜂巣箱の業者、有限会社俵養蜂の職員・加古川農業改良普及センター・JAしかた支店職員の皆様・志方東営農組合の理事・団体長で採みつ体験を実施いたしました。
イベント会場に、参加者が集まってきました。
会場のテントの中には、見たことのない物が???
蜂の巣箱の中の様子を興味深く見入る参加者の子供たちなかなか近くでは、みることができませんね!!
養蜂業者から、ミツバチがヘアリーベッチの蜜を運び、巣箱の中蜜の状態を説明していただきました。
恐る恐る持つ蜜採取の蜜蜂枠(濃い茶色は、全て蜂が着いています。)
巣箱の様子ミツバチは、人に刺すことは、稀ですが近付くときは刺激を与えないようにとの注意がありました。
蜜蜂枠から蜂を追い払い、蜜だけになった枠を遠心分離機の中に入れます。
分離器の中に入れた、蜜蜂枠を回して、はちみつを採り出します。採り出した蜜を、細かい目の布で濾し不純物を取り除くとはちみつの出来上がりです。
ヘアリーベッチから採取した「はちみつ」です。
色はシャンパンイエロー・味は、後味のすっきりした甘さに出来上がっています。瓶詰めした、「志方のはちみつ」を参加された皆様に1瓶ずつ持って帰っていただきました。
また、はちみつを入れて、志方健やか米を炊き一口試食をして頂きました。
最後に参加者全員で記念撮影しました。